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そもそも「会計」って一体何?

あるいは何のためのもの?

皆さんでしたら、どうお考えでしょうか。


何をどれだけ売り、どれだけ儲かったか。

あるいは、手許に何が残っているのか。

たとえばガソリンスタンドであれば、ガソリンを何リットル売ったか、あるいは何リットル在庫に残っているのかを、なぜリットルではなく敢えて金額で表すのでしょうか?

あるいは、従業員の給料や借入金の残高を金額以外の単位で表すとしたら、どうすれば良いのでしょう?


同じ数値であっても、一つの決算書に円やドルやリットルや時間など異なる単位の数値が混在していると、全く意味の無い数字の羅列になりかねません。

そこで、どれだけ稼いでどれだけ儲けたか、その結果として会社がどのような状況に置かれているのかを、一つの貨幣単位を用いて表すのが会計なのです。

言語でも日本語と英語では意思の疎通が取れないのと同じように、会計は一つの言語です。


簡単に言えば監査法人における会計監査の業務は、会社の実体と会社の会計数値を照らし合わせて、会計が実体に即しているのかどうかを確かめる作業です。

税理士業務などにおいては逆に、会計数値から会社の置かれている現状を読み取り、そのための対応策を検討・提案する業務が中心になると言えます。

現状をその都度その都度、的確に把握することによって、会社としても様々な形で先手を打つことが出来ます。

ただ税務申告の必要に迫られて行うのではなく、戦略の一環として活用すべきもの。

それこそ、会計のあるべき姿と私は考えています。


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